三谷商事株式会社 RECRUIT

  • 五十嵐 春彦

    エネルギー事業部リテール事業部
    東日本リテール部長
    取材時:SS開発部
    2012年入社

    会社選びで大切にしていたのは、誰と働くか。説明会で出会った社員に惹かれて入社を決意。現在は、北日本エリア全域で、石油事業の取引先であるガソリンスタンドの運営店を増やすミッションを担う。

  • 高橋 友章

    総務部総務課長
    取材時:事業開発部
    2008年入社

    自分の営業力次第で、なんでも売れる自由度に惹かれて三谷商事へ。建材事業部で営業を経験したのち、現在は事業開発部で企業のM&Aに携わる。本堂さんは、高校のサッカー部の後輩にあたる。

  • 本堂 昌孝

    情報システム事業部
    iビジネス推進部長
    取材時:文教営業部東京文教課
    2010年入社

    高校時代の憧れの先輩である高橋さんが入社していたことから、三谷商事を知る。若くして活躍できる環境が、入社の決め手になった。現在は東京文教課で、新たな販売ルートを開拓するなど活躍中。

SPECIAL

1

TALK

開拓先は、
自分で選ぶ。
肩書きは、
自分で決める。

これまでのキャリアを振り返って、
成長のきっかけになった出来事は
ありますか?

五十嵐

一番に思い浮かぶのは、入社1年目のとき。エネルギー事業部に配属になったのですが、最初の勤務地が北海道。その当時、道北のエリアは未開拓だったんです。お客様もそんなにいないし、仕入先のツテもない。「お前が行ってこい」と任されて、売り先の開拓も、仕入れ先の開拓も、全部一人でやっていました。おかげで、ものすごく営業力はつきましたね。

高橋

それは、相当「勝手にしやがれ」だね(笑)。

本堂

自分のターニングポイントは、入社4年目の時。所属している文教営業部は、学校法人にパソコン教室の構築やICT機器を導入する部隊。大学への販売実績は、業界トップクラスだったんですが、高校への営業基盤は弱かった。そこをなんとかしたいと、勝手に燃えていたんです。当時、小中高生一人に一台、ICT機器を持たせようという動きがあったので、この機会を逃す手はないと。そこで仕掛けたのが、大手PCメーカーとのタイアップ。メーカーと協業し、担当エリア内で一番大きな高校に、ノートパソコンとタブレット端末を納入することができました。それからは新規で営業をかけなくても学校同士のつながりで、どんどん仕事が広がりまして。今では、引き合いがありすぎて、自分では首が回らなくないくらい。

高橋

本堂は、若くしてリーダーも任されていたよね?

本堂

文教営業部の営業部員をやりながら、三谷商事がM&Aをした図書館システムの会社の営業責任者を、やらせてもらっています。もともとその会社で営業を兼務していた元社長が、すでに退任されていて、実質、営業部員がゼロだったんです。現在は、営業リーダーとして社内外の調整を任されています。

高橋

部長ではないんだ?

本堂

自分みたいな若造は、現場のリーダーというポジションのほうが何かと動きやすいんですよね。

五十嵐

肩書きは営業リーダーでも、上がいないなら、実質は部長ですよね(笑)。

高橋

成長を感じた瞬間というか失敗談なんだけど。自分は入社3年目の時、ある案件でトラブルを起こして、クビを覚悟したことがある(笑)。その時、上司に食事に連れて行ってもらって「大丈夫、クビになるときは一緒だから」って慰められて泣きました(笑)。今考えると、大した金額じゃなかったけれど、数字を稼げないのに穴だけ開けてしまったのが、あまりにも不甲斐なくて悔しくて。原因は、完全に自分のミス。それでも、上司は俺一人のせいにしないで、「ダメなときは一緒だから」って。

五十嵐

いい話ですね…。自分も同じような経験あります。

SPECIAL

2

TALK

分かれ目は、
“トイレ掃除”が
できるかどうか。

みなさんが考える
理想のリーダー像について
教えてください。

高橋

上を見るより下を見る、っていうのが基本だと思う。

本堂

大事ですね。下に目を配って、部署やチームのムードをどう盛り上げていくかを考えるのが、リーダーの仕事。

五十嵐

カリスマ的なリーダーが、背中で引っ張っていく、というのも一つのマネジメントの形だけれど、個人的にはそれぞれのメンバーが、みんな主力になれるように、全体を引っ張れるリーダーが素敵だなと思います。縁の下の力持ちじゃないけれど、いざとなったら出ていくから、それまではお前ら頼んだぞ、という。

本堂

自分が上司から聞いたのは、「“トイレ掃除”ができるかどうかが、リーダーとして伸びるかどうかの分かれ目」という話。何か問題があったとき、最後の最後、みんなが嫌がることを、さっとやるのがリーダーのあるべき姿だって。自分も、そういうリーダーが理想ですね。

高橋

口で言うのは簡単だけど、実際にやるのは相当難しいよね。後輩に、大事なお客さんを引き継いだ直後、かなり重大なミスが発覚して責任問題に発展しそうになったことがあるんだけど。誠意を尽くして一生懸命に対処して、最後は大ごとにならずにすみました。トラブルを招いたのは後輩なんだけど、指導が行き届いていなかったこと自体が自分の責任。そう腹をくくって、必死になって一緒に解決した。それはやっぱり、自分もかつて、自分のミスなのに、先輩が一緒に、腹をくくってくれたからだと思うんです。

五十嵐

自分も、入社2年目の頃、トントン拍子で納入まで話が進んだものの、最後の最後で、重油がパイプの目詰まりを起こしてトラブルになったことがありました。上司への相談を怠ったから、防げるミスも防げなかった。自分の失敗だったけれど、上司は「お前は黙ってついてこい」と、一緒に謝りに行ってくれた。あの時の背中を見て育ったから、自分もああ言うリーダーになりたいなと思いますね。

本堂

同じようなエピソードは、あげたらキリがないよね。そういう意味でも、三谷商事には、ミスをなすりつけたり、逃げ回るような上司は、いないんだと思います。

SPECIAL

3

TALK

10年後、20年後、
すごい未来が、
待っている。

自分の未来、会社の未来について
どのように考えていますか?

本堂

高橋さんは、きっと近い将来、海外の子会社社長ですよね?

高橋

ひとまず、この春からは1年間、留学に行かせていただきます。留学先で、苦手な英語を全力で身につけて、帰国後は海外のM&Aを、自分主導でできるようになりたい。最終的には、自分が社長として赴任する会社を、自分で見つけて買収にこぎつけたいです。

五十嵐

僕は新設の部署に異動したばかりなので、今はとにかく新しい仕事を覚えるのに精一杯。ガソリンスタンドの運営店を増やすにあたって、立地条件や人口の流れなどを調査して、ビジネススキームを組み立てていくんですが、これが相当難しい。業界のスペシャリストが、幸いにも社内にたくさんいるので、そのレベルに1日でも早く近づいて、ビジネスをゼロから立ち上げる力を蓄えたいと思っています。

本堂

自分は今、一人一台を目標に、ノートパソコンやタブレット端末を提案し続けて、ようやくカタチになってきたところ。学校側のキーマンや、大手PCメーカーと強いパイプを築けたので、これからは三谷商事のICT機器の販売力を、ブランド化していきたいと目論んでいます。たとえば、新たにシナジーを生み出せそうな会社との連携をしたり、事業開発部を巻き込んで、M&Aまで持って行ったり。

高橋

いいね。本堂もいずれ、M&Aした先の社長になっている気がする。

本堂

ゆくゆくは、そういうところも視野に入れたいです。ただ、まだ自分が積むべき経験や身につけるべき能力がたくさんある気が…。

五十嵐

会社は、今後どうなっていくと思います?

高橋

10年後、20年後、三谷商事はすごいことになっていくと思う。

本堂

事業の柱も、増えていくでしょうね。今ある既存の事業と、新規事業がシナジーを生んで、また新しい価値を生んでいくだろうし。

高橋

海外比率も高まっていくから、国際色豊かな会社になっていくと思う。バラエティ豊かな人材が自ずと増えていくだろうね。

五十嵐

国内外問わず、また業界の領域も問わず、商社としての価値を高めていくことができればワクワクしますね。

本堂

今でも早いうちから活躍できるチャンスがたくさんあるけれど、一人ひとりの強みを発揮できるフィールドが、確実に増えそうな気がします。

高橋

そう考えるとワクワクするよね。その頃にはきっと、各自がリーダーのポジションになっているだろうけど。またこのメンツで集まれたら面白いかも。

本堂

五十嵐

その時は是非、“社長”のおごりでお願いします!

SPECIAL

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